春風紫苑は己を愛している。否、己しか愛していない。
己を良く見せることにだけ全霊を注ぎ、全力で口車を回している。
その結果として僕っ娘メンヘラやメンヘラロリに目をつけられるのだが、口車は止らない。
これは自業自得の物語である――――そこには一切同情すべき点は無い。
膨れ上がる虚像、加速するメンヘラ。さあ、道化芝居を始めよう...続きを見る
紹介した人: 長ネギ
登録日:2019年3月24日
ヤンデレという属性は持っているが、あくまでも物語のジャンルは勘違いモノで、このレビューサイトで紹介されるようなものではない。 内容自体は作者の言語センスと見事な伏線回収、主人公の強いキャラが噛み合ってありえん面白さになっている傑作。
2021年2月7日
総文字数200万。文庫本換算なら20冊を超える長い作品です。 どちらかと言えばハーレム物の要素が強く、ヒロイン達は主人公の為に他ヒロインと本気で争わないので、ヤンデレとしては物足りなさを感じました。ヒロインの数が多いので ヤンデレという要素を薄く広めてしまった気がします。 また、主人公の性格がアレなのでヒロイン達の女性としての魅力を感じさせなかったのも要因の一つでしょう。 ただ、この作品は主人公の為だけの作品であり、伏線回収やストーリー展開はかなり魅力があります。 そもそもヤンデレのタグも入っていませんし、ここで評価するのはお門違いではないでしょうか。
2019年5月5日
作者はメンヘラと書いてますが、全員一途に主人公しか見てないのでヤンデレかなと。 愛は重いのに読みやすいし、何より面白いのでヤンデレ入門には良いかも。 主人公がアレなのでやってる事がヤンデレでも、そうは感じにくいので星は4
2019年3月24日