【あらすじ】
貴族令嬢のサフィールは、来たるべき王国貴族の集う夜会に向け、父親の商品として類まれな美貌と肉体を磨くことを強要され精神をすり減らし、家に仕える庭師のアステに鬱憤をぶつける日々を過ごしていた。
ついにやってきた夜会でサフィールは華々しく社交の場へと披露され、婚約と称して上位である公爵貴族に身売りされるはずだった...続きを見る
紹介した人: 柾
登録日:2022年10月10日
今まで読んだヤンデレものの中で、一番良い…とは言えないものの、 依存系のヤンデレものの中では、間違いなく今迄で、一番楽しめました。 想い人への執着から、想い人以外の何が犠牲になっても、 彼を手に入れようと言う狂気をしっかりと感じられた所が、特に良かったです。 しかし、依存系以外のヤンデレものによく見られる、 嫉妬や独占欲から来る、過度の束縛、障害の排除などの方向への狂気には欠けるので、 そっちの方を特に好む人には、物足りないでしょうけど。 (僕自身は、物足りなさはなかったです。) PIXIVの小説は、2次創作ものがごった返していて、どうしても手をつけられていなかったのですが、いいものもやっぱりあるんですね。
2022年10月17日