小説家になることを夢見る男子高校生の不知火 遍(しらぬい あまね)は日課である放課後の教室で自作小説の執筆をしていた。誰もいない教室で秘密裏に書かれた物語は名前とその風貌から『高嶺の花』と呼ばれる高嶺 華(たかみね はな)にある日突然知られることになる。冴えない文学少年と高嶺の花、交わるはずのない二人が出会った時、運命が歪んでいく。ヤン...続きを見る
紹介した人: しゅねっけん
登録日:2020年3月30日
自分の中のこういうのでいいんだよおじさんが叫んだ話。序盤に主人公とヒロインの出会いから交際までをいじらしくじれったく描いてからの、中盤の怒涛の展開。価値観の違いから、ヒロインから距離を置こうとする主人公に対して、外掘を埋めたりクラスから孤立させるなどあらゆる手段を用いて繋ぎ止める様はいくらでも読んでいられる。中には主人公に暴力を振るう(拷問も含まれる)描写もあるため、そのあたり人を選ぶかもしれないが、僕はすきなのですきです(鋼の意思)。ここに義妹との修羅場も加わり、とても良い。ただ、他の方も仰るように、終盤の展開がやや食いたりないという気持ちもあったためストーリーは星4にさせていただいた。
2020年12月13日
主人公とヒロインの価値観のズレなどから見えるヤンデレ要素は中々悪くなかったのですが、ストーリーはあれ?これで終わる?って感じでもう何話か欲しかったです。コロッケで例えるならキャベツはどうしたって感じです。
2020年4月8日