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ヒロインは主人公の行動理由を拡大解釈してあの手この手で迫ってきて敵と解釈した人間には容赦しない、といった危険な部分を持ちながらも、本質的にはとにかく純粋で、献身的かつ恥ずかしがりな所もある魅力的なキャラクターでもあることが丁寧に描かれていた。 ただストーリー自体は個人的な好みもあるが、惜しいというのが正直な感想。 主人公の過去のトラウマとか、面白くなれそうな要素は随所にあるんだけどその所々を外している感じ。 一部無能な働き者のキャラがいていまいちサブキャラの魅力に欠ける。 話の解決にご都合主義や唐突な印象が否めずただただ惜しいなと。
自分の中のこういうのでいいんだよおじさんが叫んだ話。序盤に主人公とヒロインの出会いから交際までをいじらしくじれったく描いてからの、中盤の怒涛の展開。価値観の違いから、ヒロインから距離を置こうとする主人公に対して、外掘を埋めたりクラスから孤立させるなどあらゆる手段を用いて繋ぎ止める様はいくらでも読んでいられる。中には主人公に暴力を振るう(拷問も含まれる)描写もあるため、そのあたり人を選ぶかもしれないが、僕はすきなのですきです(鋼の意思)。ここに義妹との修羅場も加わり、とても良い。ただ、他の方も仰るように、終盤の展開がやや食いたりないという気持ちもあったためストーリーは星4にさせていただいた。
キモウト、修羅場系の作品において自分の中で一二を争う名作。 どんどんヒロインたちの情動が収まらなくなり、泥沼にはまっていく様は、いつ見てもゾクゾクする。 些か主人公が鈍感にもほどがあると思わなくもないが、まあ許容範囲内。
ヒロインのヤンデレっぷりは実に自分好みだし、その内面の掘り下げも見事だった。 ただ、主人公の方が自分の理想の普通の人生とやらのために、平然と女の子の気持ちを踏みにじるのがあまりにも胸糞。 最終的なオチも「お、盛り上がってきたな」というところで「え？それで良かったの？」ってなって消化不良気味。 あともう一人のヒロインが惨めすぎる。
多分このサイトでレビューされてなかったら読む機会がなかったと思う(ヤンデレタグついてなかったので) 単刀直入に言うといままでなろうで読んだ小説の中で一番心が踊った 様々なタイプの魅力的なヤンデレヒロイン、一人のドブネズミが愛する幼馴染みのため、憧れる英雄に追い付くためにがむしゃらに足掻く泥臭くも重厚なストーリー、どれを取っても素晴らしい とりわけキャラクターの心理描写がすこぶる丁寧で、読者や他のキャラクターとは価値観がかけ離れたぶっ飛んだような思考も、読者を置いてきぼりにすることなくそのキャラクターの魅力に繋がっていく よくある人生やり直しからの未来の知識とご都合主義パワーで無双して、自分を苦しめたやつらに復讐するタイプの作品かと色眼鏡で見るのはとてももったいない 自分の拙い語彙力ではこの作品の魅力の1/3も語れないのが実に口惜しい ヤンデレ好きにもストーリー的にも、とにかくおすすめしたい作品です
悪気はないけど無意識にヒロインの地雷を踏み抜いていく感じが非常にGood ただヒロインが主人公を脅した材料がちょっとえぇ…(困惑)ってなった 短い分、お話的に物足りなさを感じた
ヒロイン全員がそれぞれ歪んだ形で主人公にドップリ依存し、執着しています。 この歪みが非常にドロドロとしていて良い。 主人公はヒロインに犯され、裏切られを繰り返し最後まで救いがありません。
ヤンデレ修羅場が好きならこの作品を無視することはできない。 エグい表現やグロいシーンも多いが、その分非常に見応えのあるストーリー。 既に完結済みの作品であるが、非常に魅力的な世界観とキャラクターなので続編を見たくなってくる。
主人公はぶっちゃけクズです。 弱気な性格なのはいいとして、 自分の身の安全ばかり考えてヒロインたちの気持ちは二の次、 自分の行動を反省しようとしません。 しかしそんなクズも終盤彼なりの答えを見つけて… 魅力的なヤンデレたちとラストのどんでん返しが忘れられなくなる作品でした。
ヒロインのデレたときの可愛いらしさと、ヤンだときの恐ろしさが良い感じ。 ヤンデレ同士の修羅場好きにはたまらない作品。 ペースは遅めだけど定期的に更新されているので未完の心配もなさそう。
なかなか素直になれないツンデレヒロインが、中盤素直なヤンデレヒロインへと進化を遂げて感動不可避。 元ネタと比べてグロいシーンが多く、若干ご都合主義な展開あり。
話のテンポが非常に良くギャグ短編としては上々の面白さ。 ただし終始主人公の独白のためヤンデレ成分は薄め。
