カラールは、勇者一行に敗北した。もはやこれまでと、死を覚悟した彼を待ち受けていたのは、人類最強勇者による愛の告白だった。しかし、勇者の言ってることは何だかとっても不穏で……!?ヤンデレ勇者とツンギレ魔族の、ちっとも綺麗じゃない恋の話。
紹介した人: 色彩
登録日:2018年8月27日
「好き好き好き好き」のような描写が多く出てくる。全体的に軽い。あまり合わなかった。
2018年9月16日
なろう小説。シリアスではなく、ラブコメにもなりきれない半端な印象。キャラクターも弱く、そこまでの魅力は感じられなかった。テンポはいいが表現が薄く、ストーリーも軽く感じてしまった。重いものを求める人には合わないと思う。ただ、軽いものを求める人にはいいかもしれないから評価はこれで。
2018年9月1日
勇者リリィちゃんが可愛い、この一言に尽きます。捕らえた魔王軍の配下に突然の愛の告白という突拍子もない展開から始まる物語、リリィちゃんの暴走する恋心は読み手の胸をキュンキュンさせてくれます。特に四天王との戦いにおける見事な掌返しは本当に可愛い。愛故の暴走というのはヤンデレの素晴らしさだと感じます。それでいながら勇者の出生や過去には大きな闇があり、リリィちゃんの儚さとその病みの深さを綺麗に浮かび上がらせています。テンポ良く読み進められる文章と、その展開の面白さも魅力。未だ連載中のようなので、主人公カラールの気持ちが変化していく様などにも興味がありますし、これからも追いかけたいと思わせられる良作です。
2018年8月27日