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@tyonman8348
心身ともに束縛したくなっちゃうのも依存したくなっちゃうのも大好きです。
逆に修羅場とキモウトは苦手です。そんな価値観をぶち壊せる作品があればお教えください。
最終話に至るまで、お互いのすれ違いが増えて不穏な空気になって行くのだが、タイトルがすべてを説明しているので次の展開にドキドキするということが無い。分かりきったストーリーでも読み進めさせる文章力は中々のものであるが、残念な感じが強い。ただし、ヤンデレ的には医学的意味での共依存モノですこぶる良い。必要最低限の情報とお互いの語りだけでストーリーが進んでいくので重厚さのある病み感ではないが、スイッチを一つ一つ切っていくような彼女の病み方は力強い。狭い思考に入り込んで自分を見失っていって、やつれきった微笑みを見せる彼女の病み方は非常に芳醇で良いです。
最初は嫌々ながらも段々打ち解けて仲良くなるというタイトル通りのお話。紹介文の通り小説というよりセリフ集。ただ、話の筋や背景が神官ちゃんの語りだけからでも把握できるし、神官ちゃんのキャラが良い感じに作り込まれているので面白いことは面白い。広告が多すぎて読みづらいのが玉にキズ。勇者に対して段々と恋心を抱いていく過程は個人的に好きなヤンデレの病み方に近くてそそられるものはあるけど、病んでいる訳ではないのでヤンデレ評価は低めで。
人ならざる者ならではの感情の揺れ方が良いです。ヒロインの喜怒哀楽の表現が素晴らしいのでグッとひきこまれます。ただ、物事が一方的に進んでるような気がしてしまうのと、終盤の展開には肩透かしを食らったような感じもあるので評価はこのくらいで。
ヤンデレというよりちょっとエッチなホラー。 お姉ちゃんの異常性だけが際立っているし、後味も悪くて空しい。
昭和風異能力モノ作品ですが、正直異能はおまけです。ドロドロの修羅場展開は登場しませんが、幼い頃から虐げられていた主人公と、冷酷と言われるほど感情を表に出さない旦那様とが、お互いを唯一のものに感じて惹き寄せあっていく感じはいつまでも見守っていたいと思わせる魅力があります。エロティックでバイオレンスなシーンは登場せず、ひたすらに純愛といった感じなので、女性向けかもしれません。一部で異母妹をこてんぱんにするシーンや二部で夫婦に訪れた困難を乗り越えるシーンなどは、病み具合低めですがとても素敵です。
原作を知らなくても問題ないとのレビューで読み始め、その通り続編含め最後までつまずくことなく読み進めることができたので、文章構成の素晴らしさを感じました。権力も膂力も知識もありながら恋をしたことだけはなかったという少女が、身を焦がすほどに醜く卑しく相手を求める様は鮮烈であったし、それら全てを正面から受け止めた主人公が彼女とのすれ違いを埋めた瞬間は涙が浮かびました。怒濤の高評価レビューに文句の付け所が見られない傑作です。
短編でテンポがよくて読みやすく、インスタントにヤンデレを味わえる。 話の流れとして斬新さはあまりないものの、だからこそ良い。ヤンデレ好きならば「こうなってくれたら良いのにな…」と思う展開、その通りになってくれる。 ヤンデレ的「ちょっとほっこりする話」でありました。
我が青春の聖書であるこの作品をここに載せてくれた牛腿ステーキさんには感謝しかありません。文豪森鴎外により描かれるは夢と野望を抱く青年といたいけな踊り子の少女との恋です。二人の間に確かに存在していた愛が、周りの状況そして主人公本人の行動によって引き裂かれていく様は紛れもない悲劇でありながら、えもいわれぬ心の震えを与えてくれます。原作は古風な言葉遣いなので読みづらい部分もあるのですが、リンク先は現代語訳なので読みやすいです。ヤンデレに造詣の深い皆様であれば「これはヤンデレじゃない」と思う方がいるかもしれません。しかしながら、鮮烈に描かれる主人公の葛藤とその結果もたらされる悲劇は私の人生に大きな影響を与えたものでありまして、この評価をつけることをお許しください。そして願わくば是非ご一読ください。
ヒロインがゴーレムという異色の作品ですが、独特のギャグセンスと格好の良いバトルシーンは非常に面白いです。ただ「ヒロインの愛が重いです」とある件ですが、ヒロインが物言わぬゴーレムであるためヤンデレ的にはかなり物足りなさを感じます。主人公が「ペット」と言っている通り、ご主人が大好きな飼い犬のような印象がしてしまいます。ゴーレム使いの少女に惚れられる辺りからは知略系少女と激情系ゴーレムとの対立が始まりますが、ヒロインが物言わぬゴーレムであるため(ry。内容は面白いので今後の展開に期待したい作品です。
アズールレーンの二次創作とのことで、プレイ経験の無い私では世界観にも登場人物にもついていけなかった。プレイヤーでないのなら読むのはおすすめできません、ブリザードさんの言う通り挫折すると思われます。プレイヤーなら一読してみてもいいのかな?そんな非アズレン民の私が評価するのもおこがましいかもしれないが、ヤンデレ感は皆無です。おだてられて命令を聞く子、操られて暴走する子、突如告白をかます敵、どこにも病んだ美しさを感じられませんでした。話についていければもう少し印象も変わるやもしれませんが、私の独断と偏見では星1です。
天然鬼畜な主人公に追い詰められていく先輩の様はえげつないほどに可愛いです。ただ、病んでるというよりも狂っているという感じで、色情狂の物語という印象を受けてしまいます。文ねさんのレビューの通りヤンデレ度は高くないなと感じました。堕ち方も、うーん…って感じです。完成度の高さと先輩の可愛さは多分に認めたいのですが、ヤンデレ小説としては個人的にハマらなかったので星2です。
俺TUEEE系主人公と清楚系ヒロインによる話の構成それ自体は良い。好きなものを描いている感じがして好感はもてる。ただ、心情描写がやや雑であるし、文章が足りてなくて物語の展開が早いと感じられる部分もあり、申し訳ないが個人的には読みにくかったです。小説自体の評価は置いといてヤンデレに対しての評価だが、7話までヤンデレの風味を味わえないのが辛い。かつ、その恋慕具合が正直「ベタ惚れ」の域を出ない。終盤の救出や告白のシーンも力強く書き出されているが、「すごく頑張って行動してる」位の印象しか持てない、「病んでる」と感じることはできない。『ヤンデレ属性』のヒロインが出てくる小説、程度にしか感じることができなかったため、星1つです。
勇者リリィちゃんが可愛い、この一言に尽きます。捕らえた魔王軍の配下に突然の愛の告白という突拍子もない展開から始まる物語、リリィちゃんの暴走する恋心は読み手の胸をキュンキュンさせてくれます。特に四天王との戦いにおける見事な掌返しは本当に可愛い。愛故の暴走というのはヤンデレの素晴らしさだと感じます。それでいながら勇者の出生や過去には大きな闇があり、リリィちゃんの儚さとその病みの深さを綺麗に浮かび上がらせています。テンポ良く読み進められる文章と、その展開の面白さも魅力。未だ連載中のようなので、主人公カラールの気持ちが変化していく様などにも興味がありますし、これからも追いかけたいと思わせられる良作です。
本作は小説ではない、タイトルのとおり筆者によるヤンデレに関する考察である。しかしながら、その文章からはヤンデレへの深い理解と、筆者の強い想いが込められている。筆者なりのヤンデレの定義は非常に共感が持てるところである。故に、ヤンデレ小説ではありませんが、その熱い気持ちに敬意を表して、星5です。
兄妹の恋という禁忌を、麗しいほどの心理描写でもって書き上げられた良作です。あらゆる行動が裏目に出てしまう主人公の鈍感クズ野郎っぷりには清々しささえ覚えます。ヒロインである二人の妹はどちらも魅力的であり、お互いの想いの強さのぶつかり合いは非常に読みごたえがあります。ただ、「そこに愛はあるんか?」と感じる瞬間がないでもありません。ヒロイン同士の対決に重点がおかれており、兄は「二人が執着しているかけがえのないもの」程度にしか描かれていません。兄でなくてはいけない理由が曖昧であり、妹たちの依存心に物足りなさを感じます。故に、「愛ゆえの行動」という印象が若干薄いように感じられるため、星4です。
このタイトル通りのストーカー展開が繰り広げられる序盤は、幼ちゃんのキョドキョドした可愛らしさがイイです。登場人物の呼称に関しても、読みはじめは違和感しかないが3ページ目位から慣れます。幼ちゃんがラブレターを送り出す辺りから生じていたヤンデレホラームードを完全にぶち壊した男君の心の広さは感動です。 「壮大なプロローグ」とも称され(煽られ)後編がスタートしますが、かなりのデレデレ物語が広がります。一般的な感性をもつ俺君が愛情の重い幼ちゃんをどう御するかという、リアルでも応用できる非常に実践的なストーリーです(ただし絶倫に限る)。 さて全編通してとても面白いのは間違いないのですが、ヤンデレ小説として評価するなら個人的には星3。大半がエロ描写であり、純粋な病みを感じられるパートは多くないです。また、二人の心情の変化や、ヒロイン幼ちゃんが病んでいく過程などは、比較的あっさり描かれており、物語がやや単調な印象をうけます。周りのキャラも二人に積極的に絡んでくることが無いため、監禁パートもいまいち盛り上がりに欠けます。ヤンデレの可愛らしさと素晴らしさをもっと引き出せるのでは、と感じました。