一見普通の男子高校生・洋平には、他人の感情が視覚イメージ「隠喩」として視えてしまう。 洋平に好意を向ける幼馴染・胡桃。穏やかな表情とは裏腹に、彼女の胸には禍々しい畸形の食虫花が咲いていた。 胡桃のアプローチに見て見ぬ振りを続けていたある日、洋平は後輩の少女・荒木に告白されて・・・。
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登録日:2018年8月17日
ヤンデレという成分を抜いたとしてもお気に入りの小説の1つです。 特にラスト(エピローグ?)は自分の中では考えさせられるものであり、この小説を読み終えて1日はラストの場面が頭から離れませんでした。 傷つけ合う場面が惨くて取り返しのつかないことになってる感じも良かったです
2019年12月30日
ヤンの要素はかなり高いがデレの要素が低く感じられるので、すこしだけ残念でしたが、とても完成度が高い小説だったと思います。病む過程がもう少し長くてもいいかなぁとも感じましたね。
2019年2月7日
ヤンデレ物って作者が病み描写に力を入れすぎて、ヒロインの魅力があまり描写されず、結果病んでるところだけが強調されて、単なる暴力女になってる作品も多々あると思います。しかしこの作品ではそれらの問題がなく、最後までストレスなく読めました。 ただしラストの展開が主人公が置いてけぼりになった結果悲惨なことになっていて、もう少しマシな終わり方でもよかったんじゃないかなと思いました。
2018年10月21日
嫉妬修羅場スレ屈指の名作。 ヒロインは二人いますが、幼馴染の方は完璧と言っていいヤンデレです。 愛情の深さといい独占欲の強さといい、文句のつけようがありません。 対抗馬となるもう一人のヒロインも、策略型金髪ロリ、とこれまた素晴らしい属性をもっています。 この二人が主人公を手に入れるために激突し、凄絶な修羅場を展開してくれるのですから、ヤンデレスキーなら必読です。 ……でも、ラストだけは残念かなあ。
2018年10月12日
何回も読み直したヤンデレ小説です。黎明期にはヤンデレの心を読む系のSSがいくつか出ましたが、このギミックを最もうまく調理したのが沃野ではないでしょうか。ブログにあがってるイラストも素晴らしいです。
2018年8月26日
面白かったですしヤンデレですけどジャンルで言ったらホラー・ヤンデレかなと...。暗すぎる訳ではなくむしろ前半は明るい部分もあって読んでて楽しかったんですけど全体的に満足感は少なかったです。
2018年8月19日
Wヤンデレ。幼馴染と後輩の修羅場が主軸。ヤンデレの表現方法が非常に面白い名作である。ただラストのやりすぎ感は否めない。スプラッタ要素が強く出過ぎてヤンデレに萌える余地がなくなってしまっている。
2018年8月17日